Helix ビルドログ
Helix を作りました
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- Helix: qmk_firmware/keyboards/helix at master · qmk/qmk_firmware(ファームウェア)
- MakotoKurauchi/helix: A compact split ortholinear keyboard.(ビルドガイド、ツール、PCBデータ等)
運よく、2018/3/6にあったHelixの一般販売でステンレス5行版キットを購入することが出来ました。
公式のビルドガイド(helix/buildguide_jp.md)を見ながら順に作成しました。
それから、以下の動画内でHelixの作成風景が紹介されています(16:10頃から)。これがとても参考になりました。
作成風景
いくつかの作業だけ写真を載せておきます。
ダイオードの実装
SMDダイオードのはんだ付けは初めてでした。こて先は白光 こて先 1C型 T18-C1を使いました。
バックライトLEDの実装
— yskoht (@_yskoht) 2018年3月18日
ビルドガイドには220℃と書かれていますが、はんだが全然溶けなかったので270℃弱くらいで短時間を意識してはんだ付けしました。
TwitterでLED実装に関してアドバイスをいただきました(ありがとうございます)。この治具は、おそらく基板の裏から添えることで、はんだ付けする際にLEDが穴の下に落ちてしまうのを防ぐためのものだと思います。基板の個体差に依ると思うのですが、自分の基板はわりとLEDの大きさぴったりだったので、ポリミイドテープで止めておくだけで十分でしたが、LEDがポロポロ落ちて困るといったときはあると便利かもしれません。
治具作ってから始めることをお勧めします。https://t.co/vPXtfDjWTn
— m.tei / ishii (@mtei) 2018年3月18日
Pro Microのはんだ付けまで終わった時点でLEDのテストをしました。 以下のKeymapを使うことで簡単にテストすることができました。
— yskoht (@_yskoht) 2018年3月18日
キースイッチの実装
「ロープロファイルスイッチも使いたいし、CherryMX互換スイッチも使いたいなー」みたい優柔不断なことを考えていたところ、Twitterで以下の記事を教えていただき、Mill-Maxソケットというものを知りました。
ただ、このソケットはロープロファイル用の穴には入らないんですね。(これは完全に自分が確認しなかったのが悪いです。@nillpoさん、こちらこそお騒がせしてすみません。)
ロープロ用の穴ちょっとだけ小さいのか!(Mill-Maxのソケット入らない pic.twitter.com/0OFc6vOPwn
— yskoht (@_yskoht) 2018年3月18日
ということで、今回はKailhロープロファイルスイッチの茶軸をPCB直に実装することにしました。
ファームウェアビルド
以下の記事にファームウエアの設定ファイルについて書かれていますが、自分も設定ファイルを間違えてRGBLIGHT_ENABLE = yes
してるのにLEDつかないなーと少し悩みました。この記事に出会えてよかったです。
オーディオケーブル
いくつかオーディオケーブルを試しましたが、相性が結構あるらしく、キーが反応しないケーブルやバックライトLEDがつかないケーブルがありました。おかしいなと思ったら、いくつか試してみるのがいいのかもしれません。
完成
開始から10時間かかりました。
キーマップ
感想
- PCBの緻密さがかっこいい、シルクのデザインがかっこいい
- バックライトLEDかっこいい、OLEDかっこいい
- ステンレスプレートの重厚感、しっかり感がめちゃめちゃいい
- ロープロファイルスイッチかっこいい。ただ自分は平面のキーキャップよりはアールがかかったキーキャップのほうが好きかも
- 下段7キーあるの便利
- はんだ付けは少し大変
- 1回の通販でほとんどのパーツが全部集まるのすごい