Let's split ビルドログ
Let's split を作りました
Let's split: qmk_firmware/keyboards/lets_split at master · qmk/qmk_firmware
今回はRGB Underglowなし、リセットスイッチなしで作りました。
ケースはサンドイッチプレート1です。サンドイッチプレートでも強度の面で 特に不安は感じませんが、どうせならv2-case2で作れば良かったかなとも思います。
参考にしたビルドログ
作成にあたって以下の記事を参考にさせていただきました。
- nicinabox/lets-split-guide: This guide covers building a Let's Split v2
- 格子配列で左右分離型の超コンパクトなキーボード "Let's Split" を組み立てたよ - Voxel Highway
- やぎ小屋 | Let's Split(レツプリ)を組み立てた
- Let's Split を組み立てた話 | 遊舎工房
いくつかの些細なこと
上記のビルドログを参考に組み立てればなんの問題もないのですが、 いくつかの些細なことを確認しておくとトラブルを回避できるかもしれません。
pro micro の動作確認
pro micro は初期不良があったりするらしいので、組み立て前に書き込みできるか確認しておきました。
書き込み確認中 pic.twitter.com/N2L3fVEwmB
— yskoht (@_yskoht) 2018年2月3日
pro micro のモゲ対策1
USBケーブルの抜き差しによりpro micro側の端子が取れてしまうことがあるようなので、取り付け前にグルーガンで端子の両側を補強しておきました。
スペーサが入らない…
今回使ったパーツだけの問題だったのかもしれませんが、pro microの隣にスペーサを取り付ける際にアクリル側の穴とPCBの穴の中心がずれていたので、自分が用意した厚みのあるスペーサは取り付けられませんでした。なのでここだけ家にあった別のスペーサを使ってナットで固定しています。事前に注意しておくと焦らずに済むかもしれません。
pro micro のモゲ対策2
モゲ対策にマグネットで取り外しできるケーブルを買いました。このケーブルのマグネット部分は上下を逆にしても取り付けできるようになっているのですが、どちらか一方はデータ通信はできないようです(充電は上下どちらでもできる)。それから、Let's splitのdefaultのキーマップでは左手側にケーブルを刺さないとキーマップが左右反転したようになってしまうみたいです。公式ビルドログのトラブルシューティングに似たようなことが書かれていました。
ダイオードのつけ忘れ
レツプリのキーが1つ反応しないなと思っていたら、ダイオード1つ付け忘れていた pic.twitter.com/hSJE8q5fdT
— yskoht (@_yskoht) 2018年2月10日
作り終えた後にキーマップをいじっていると、反応しないキーが1つありました。 最初はファームを疑っていたのですが、defaultのキーマップでも反応しないので、 どうもHWが問題っぽく、基板をよく見てみるとダイオードを1つ付け忘れていました。 Let's split では48のダイオードを使うので、事前に数えてからつけ始めれば防げるミスでした。 付け忘れたダイオードは他のダイオードとは別の面に実装することになってしまい、少しかっこ悪いのですが無事に動作しました。
キーマップ
ほどんどdefaultのままです。配列沼は深そうなのでこれから変わるかもしれませんが、現状は以下のような感じです。
ESC
をTAB
に変更。TAB
を2回押すとESC
になる(Tap Dance)TAB
はQ
の隣にあってほしいけど、ESC
も左上に欲しい。ESC
を押すときは大体2回ぐらい叩いている気がするので問題ないけど、TAB
を連打できないのは辛いかもしれない
A
の隣はCtrl
- Emacsのため
- 左手下段は
Adjust
を削除。Space
をShift
に置き換え。どうやら自分は右手親指でしかSpace
を押さないらしい- 左手親指の
Shift
はかな/英字切り替えをShift
+Space
に割り当てているため
- 左手親指の
Enter
キーはタップでEnter
、ホールドでShift
Enter
の押しっぱなしができなくなるけど連打でカバー
- Lowerレイヤー, Raiseレイヤーはdefaultのまま
あと、なぜかKC_LALT
でGUIキーと認識されていて、KC_GUI
が’Altキーと認識されているっぽい?これは自分の環境のせいだと思うけど…